結婚してすぐに住んでいた東京の三鷹という町は、緑豊かなところでした。
すぐそばの井の頭公園や玉川上水のほとりには木々が生い茂り、家々の庭にも大きな木やたくさんの花々が植えられていて、私たちの目を楽しませてくれました。 春にはさまざまな種類の桜の花が咲き誇り、夏にはあちこちで百日紅が燃えるような花をつけ、秋口になると、町中に金木犀の香りが漂う…。普通に通勤するだけで、季節が鮮やかにうつりかわってゆくのがわかる町。そんな三鷹が私たちは大好きでした。 その三鷹では、晩秋になると見事な紅葉が町中を彩ります。道端に落ちている葉っぱの美しさに、思わず拾って歩く日々でした。 拾った葉っぱをとっておくいい方法がないかと思い、アイロンで押し葉にして和紙に貼ってニスを塗ってみました。ちょうど4年前の晩秋のことです。
by rumasuke2
| 2005-11-21 16:28
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